QNAPNAS TS-253D Virtualization stationにAlmaLinuxをインストール

LAN内部でLinuxサーバー(MeLE_Quieter2)dnsmasqとsquidが動作している
これをQnapNasに移行できないか検討した。
最初は、Container Stationで設定しようとしたのだが下記理由でvirtualization stationを使用することに決定

1.日本語キー入力の設定が完全でなかった(日本語キーボードを設定したが一部の記号が入力できない)
2.コンテナー外部からネットワークの同一グループへ設定する方法がわからなかった
今回、計画通り動作したのでメモを残しておく

1.AlmaLinuxの.isoファイルをダウンロード

https://almalinux.org/ja/get-almalinux/
このサイトからisoイメージファイル
AlmaLinux-9.3-x86_64-dvd.iso
をダウンロードし、QnapNasの任意フォルダへ保存

2.QnapNasに管理者でログインし、アプリ Virtualization station をインストール

詳細は省略

3.Virtualization station を起動し、VM(Virtual Machine)の「+作成」ボタンをクリック


4.VMの作成画面(下図)が表示されるので各項目を設定

・VM名:"q-AlmaLinux"とした
・説明:省略可能
・OSの種類:"Linux"
・バージョン:"CentOS7.4"←AlmaLinuxはリストに無いのでこれにした
・ブートファームウェア:"レガシーBIOS"
・CPUコア:"4"
・メモリ:"8GB"←物理メモリ16GBなので8GBにしたが2~4GBでもOK
「メモリ共有の有効化」にチェックを入れる
・CDイメージ:"/homes...../AlmaLinux-9.3-x86_64-dvd.iso"←参照ボタンでセットする
isoイメージファイルの場所をセットする
・HDD場所:"/virtualmachine"
・ネットワーク:物理アダプタを選択する
・その他:デフォルト設定
設定が終わったら「OK」ボタンをクリックする→新しいOS用仮想マシンができる。

5.仮想マシンへOSをインストール

省略

6.仮想マシンへAlmaLinuxをインストール後の設定画面

情報:

設定-一般:

設定-起動オプション:

設定-ネットワーク:

設定-:ストレージ:

設定-:CD/DVD:

設定-:ビデオ:デフォルト(画像省略)
設定-:音声:デフォルト(画像省略)

設定-:コンソール操作:

設定-:USB:

設定-:その他
QNAPNASを再起動しても仮想マシンを起動させたい場合には「その他」の項目で「オートスタートポリシー」を「常時」に設定しておく。

7.仮想PC AlmaLinuxを起動して下記確認(具体例省略)

・SSHにて仮想PC AlmaLinuxに接続
・LAN内部IPアドレスの設定
・ネットワークアダプタはQNAP本体のアダプタとブリッジ接続にする

8.dnsmasqとsquidをインストールして設定する(具体例は下記リンクを参照)

・LAN内部DNSサーバdnsmasq 設定メモ(IPアドレス等は環境に合わせて設定する)
https://chi2npui2.mydns.jp/setting-dnsmasq.html

・プロキシサーバのインストールと設定
https://chi2npui2.mydns.jp/setting-squid.html

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